2014年2月20日木曜日

テネイシンC

突然死防ぐタンパク質発見 大動脈解離、解明に一歩 

久留米大循環器病研究所(福岡県久留米市)を中心とする研究チームが18日、突然死の一因となる「大動脈解離」を防ぐタンパク質を発見したと発表した。

研究チームの青木浩樹教授らは人間の体内で生成されるタンパク質「テネイシンC」の働きを調べるためマウスで実験。
テネイシンCを生成するマウスは大動脈解離を発症しないが、生成できないようにしたマウスは半数が発症したため、テネイシンCが解離を防いでいると結論づけた。


出典 日経新聞・朝刊  2014.2.19
版権 日経新聞社