2012年11月7日水曜日

若年不整脈患者にはカテーテルアブレーションが有用

要約
ロンドン保健科学大学病院(カナダ・ロンドン)のPeter Leong-Sit博士らは,カテーテルアブレーションを受けた不整脈(心房細動;AF)患者を検討し,45歳未満の不整脈患者がアブレーションを受けた場合,45歳以上の患者に比べて重大な合併症が少なく,術後の改善は同等であるとの結果を発表した。
  Circulation : Arrhythmia and Electrophysiology(2010; 3: 425-427)

■若年患者では,重大な合併症が少ないことに加えて術後1年間に薬物療法が必要となる患者の割合が低かった。
今回の結果は若年患者におけるカテーテルアブレーションのファーストライン治療としての妥当性を示唆している。

出典 Medical Tribune  2010.12.9
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