J-MELODIC試験結果発表;慢性心不全の臨床にどんな影響を及ぼすのか
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtnews/2012/M45250441/
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Japanese Multicenter Evaluation of LOng-versus
short-acting Diuretics In Congestive heart failure
標準治療を受けているうっ血性心不全患者を長時間作用型ループ利尿薬のアゾセミド群または短時間作用型のフロセミド群に割り付けて予後を比較したところ,アゾセミドはフロセミドに比べ,心血管死または心不全悪化による入院を有意に減少させるという注目すべき結果であった。
■これまでループ利尿薬は,その使用量が多いほど心不全の予後を悪化させるという報告もあり,心不全治療における位置付けが揺らいでいた。
結論
■アゾセミドは「心血管死または心不全悪化による入院」をフロセミドよりも明白に減少させた。
現在,比較的軽症の心不全治療で広く使われている短時間作用型のループ利尿薬を,長時間作用型のアゾセミドに切り替えるべきだと考える。
(表1、図3)
<私的コメント>
ループ利尿薬 の中でも「長時間作用型」というのがポイントのようです。
Ca拮抗薬でも同様な論争がありました。
読んでいただいて有り難うございます。
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